ストーリー
東西学園は『若者は東奔西走せよ』との由来により付けられた名前の学園です。
中高一貫校の様な六年制であり、部活動への参加が義務付けられていて活動も盛んです。
運動部では様々な部が強豪校として名を知られています。
主人公である四堂宗次が所属しているのは新聞部です。
半ば活動休止気味のたまり場と化していたそこへ一報が届きました。
『ほら、うちの学園にもとうとう文明開化って言うかＩＴ革命の波がきたじゃない？
だからもうぶっちゃけ新聞は入らないと思うんだよね』
事実上の新聞部に対する廃部宣告でした。
しかし主人公であること四堂宗次は貴重なたまり場を潰されたくはありません。
やはり主人公であること成り立ての如し四堂宗次は最初で最後のあがきに出ます。
『一週間だけ待ってくれればなんとかして見せます』
主人公であることに必死な彼はなんとか猶予を得られました。
一体何をして『なんとか』して見せるのでしょうか？
この話は主人公の四堂宗次と他の新聞部員達が『なんとか』するために東奔西走するお話です。